雑記部ログ

山の中で農的生活しています。

歩きながら考える

こんにちは、YUUSANです。

 

東京でサラリーマンをしていたときは、自宅から駅まで30分ほど行きも帰りも歩いていました。
混雑したバスを使うより、整備された川沿いの道を歩いた方が気持ちがよかったので、いつの間にか習慣として身に付いたようです。
30分も歩くと背中にうっすらと汗をかくくらいの運動になるのですが、身体が快調になるだけでなく頭もスッキリしてきます。
行きは仕事モードに頭を切り替え、帰りは仕事で受けたストレスを癒やしてくれる。
そんな効果がありました。
これを10年以上続けたわけですが、今の自分のけっこうな部分を形作ったのはその時間だったと思えてなりません。

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車社会の田舎では、歩く機会が激減

日常的に歩くことに関しては、都会の人の方が圧倒的に有利です。
駅から目的地までは歩くことが多いですし、東京駅なんかは駅の中だけでもかなり歩かされますよね。

 

片や田舎では、どこに行くのも車です。
目的地までが遠すぎるということが大きく影響しています。
コンビニまで片道約10キロ、往復すると20キロ。
この距離を日常生活で歩いて行くなんてことは、ちょっと考えにくいですよね。
時間がかかり過ぎて、生活が成り立たなくなります。
その結果、歩く機会が大幅に失われてしまってます。

歩くために歩く

目的地があって、そこに向かって歩くことは比較的容易にできます。
「できる」のではなく、必然的に歩かざるを得ない状況なのかもしれません。
ですが、日々忙しく過ごしている人にとって、歩くために歩くことは贅沢な時間の使い方に感じてしまうのではないでしょうか?
目的地もなく歩く。
そのことに、毎日1時間か2時間投資する。
リターンが明確になっていなければ、なかなか継続できるものではありません。

歩くことの効果

ほど良い有酸素運動は、健康にプラスの効果をもたらします。
心肺機能を維持できるし、骨に適度な刺激をあたえることでカルシウムの吸収が助けられ、更には体脂肪の減少にも一役買うでしょう。
生活習慣病の予防にもなるし、正しいフォームで歩き続けられれば腰痛も改善できます。

そして、外の空気に触れることで五感が刺激され、頭の中がリフレッシュされます。
机に向かって考えごとをしていて煮詰まってしまったとき、散歩にでかけて思いもかけないアイデアが浮かんだことはありませんか?
ほど良いペースで体を動かしていると、考えがまとまったり発想の転換がしやすくなるようです。

まとめ

著名な作家や一流の経営者も、思索のために日常生活に散歩を取り入れているという話はよく聞きます。
思考を停止させないためにも、歩くことから始めて考えるクセを付けることは、人生にとって有意義なことだと思います。
激しく変化する世の中で、楽しみながら人生を歩いて行くためにも、散歩するゆとりくらいは確保したいものですね。

わたしも次の一歩を踏み出すために、歩きながら考えることにします。

 

読んでいただき、ありがとうございました。