雑記部ログ

山の中で農的生活しています。

「人間にしかできないこと」って何だろう? AI時代の到来でルールが変わろうとしている

こんにちは、YUSANです。

 

2019年、世の中では大きなルール変更が行われました。
黒字にもかかわらず大企業がリストラを行いましたが、その事に社会が驚きをもって反応しませんでした。
もはや大企業に就職する意味が失われるような出来事だったと思うのですが…
リストラされた当事者の人たちは、どのように受けとめたのでしょうか?
安定志向の人は現時点では公務員になるしかないのでしょうが、いつまで公務員だけが身分を保証されるのか、それすら怪しくなっている気がします。

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AI時代の到来が迫り、社会のルール変更が始まった

大企業によるリストラは、今後予想されるAI技術の導入により、人間が不要になることが確定したことに起因しています。
AIによって仕事が奪われるのは、まだまだ先の話だと考えられていましたが、予想される未来を先取りする形で社会のルールは変更されていくのですね。
来たるべき変化は、人間にとってそれだけ大きいものだということでしょう。
AI技術の発展は、最終的には人類の存亡そのものに関わることが懸念されるほどの問題です。
私たちは、これまでの変化とはケタ違いの変化を目にすることになるのかもしれません。
そんな状況を前にして、人間らしく生きるとはどういうことなのかが問われているのではないでしょうか?

「人間にしかできないこと」とは?

機械でも人間でもできるような仕事は、生産性が高い機械にやらせる方が効率的だと経営者は判断しました。
オフィスでの事務作業や、工場での単純労働は、早々に機械に取って代わられることでしょう。
遠い未来では、人間にできて機械にできないことなんてなくなるのかもしれません。
しかし、現時点では人間だけができることは、まだまだ多くの分野で残されているはずです。
今後の私たちに求められるのは、「人間にしかできないこと」を模索することだと思います。

それは何か?

キーワードは「楽しむ」ことだと確信しています。
創作したり、芸術に親しんだり、遊んだりすることが見直されるのではないでしょうか?
AIの進歩は好意的に解釈することもできます。
何と言っても、人間がつまらないルーティンワークから解放されることを意味していますから。
その分、私たち人間は五感をフルに活用して、「楽しむ」ことに焦点を当てて生きていけるようになるでしょう。

過疎化が進む山間部は問題が山積み 「人間にしかできないこと」を学ぶ場になるのでは!

高齢化による過疎化の進行が止まらない地域が日本中にあります。
そこでは農地の維持が難しくなり、コミュニティそのものが崩壊の危機に瀕しています。
これは何を意味しているのでしょうか?
もともと農業は既得権益が幅をきかせ過ぎていて、新規に始めるにはハードルが高い職業でした。
その息苦しさが、農村の衰退を招く原因にもなっていたのですが、現状は変わり始めています。
その気があって手続きさえ間違えなければ、比較的容易に農地が手に入る時代になりました。
五感を活用して土に触れ、そこにいる人たちと触れ合いながらコミュニティを再構築する仕事は「人間にしかできないこと」ではないでしょうか。
もちろん、「楽しむ」という新しい価値を創造しながら。

まとめ

農業もまた変わらなければならない時期にきています。
環境問題の観点から見て、遠くない未来に大きな規模の農業は時代遅れになるでしょう。
しかし、長い年月をかけて維持されてきた農業インフラは、守っていかなければなりません。
治水という意味でも、国土にとって重要な役割を持っているからです。
多くの人が楽しみながら農的生活を始められるようになれば、新しい何かが生まれるはずです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!